バクマン。第20話「協力と条件」の感想

第20話「協力と条件」を見ました。


なかなかほのぼのしてました。

あらすじ

今回のストーリーは公式より

コンビでの活動を再開した最高と秋人は、服部の計画に対し、逆に2人で仕上げたネームを持ち込んで驚かせようと考える。


一方、見吉も推理物に悩む2人のサポートをすることになり、3人で仕事場にこもる日々がスタートする。


そんな中、亜豆がアニメ「聖ビジュアル女学院」の新シリーズでCDデビューすることが決まる。


仕事場でOAを見た3人はその姿に触発をされ、ますますやる気をみなぎらせる!


春を迎え、服部へ完成したネームを持ち込んだ最高と秋人は、ふたたびコンビで活動することを伝え、高校在学中の連載を目指したいと改めて主張する。


その熱意に打たれた服部は、2人にある提案をする…。

仕事場で再出発したサイコーととシュージン。


サイコーの作っただまし探偵のネームをシュージンが見せろと要求します。


恥ずかしいとサイコーが言います。なんですかこの雰囲気は。


みよしがマシロ絵がうまいと言います。


読者を驚かせるトリックを思いつかないといけないと言います。


服部さんから、シュージンのもとにはダンボール6箱分の推理小説やDVDが届いていました。


それらを見て推理ものの見せ方を学ぶように、服部さんからの手紙が同封されていました。



ブラックコーヒー

シュージンはブラックのコーヒーを飲んでいます。ヒカルの碁でもブラックコーヒーは一つのアイコンでした。



ヒカルの碁 anecsより

第45局・ブラックコーヒー

年明けて、院生研修の初日。ヒカルが来る前に「今度来る奴はアキラのライバルらしい」という噂がもう広がっています。初日の相手は院生2組5位の内田。ヒカルは意気込んで打ちますが結果は負け。盤面を見て「大したことないな」とつぶやき合う和谷たち。そしてヒカルは2局目も負けてしまいました。

そのヒカルを和谷は昼食に誘います。フクが間違って買ってきたブラックコーヒーから和谷たちの話題が昔院生にいてブラックコーヒーが好きだった子のことに及びます。彼はずっと2組で1回だけ1組にあがったもののすぐ落ち、やがて院生をやめていったこと。そしてその子が海王の岸本であったことを聞き、ヒカルは院生のレベルの高さをあらためて認識し、自分は1組に行けるだろうかと突然不安になります。

海王の岸本くんは、メガネでクールな頭脳派です。


メガネDEクールは、ブラックコーヒーがシンボルなんでしょうか。


みよしの夢

みよしはシュージンとサイコーの成功が夢とのこと。


自分の携帯小説の夢はもう捨てたそうです。


まぁ夢のインフレ化をとめるのが、ストッパーみよしの真骨頂ですから。


みよしは、サイコーとあずきがくっつくことが目標のようです。


連載をサイコーがもって、ヒロイン役をあずきがやって、結婚が夢とサイコー自身が発言。


みよしは便乗して、シュージンと結婚するとプロポーズ。


フィアンセがいると、クラスメートの女子にもシュージンは言う始末。


愛にはいろんな形がある。

11月5日はあずきの誕生日とのこと。

前髪パッツンの髪型って、ほんとに綺麗な人しか似合わない、諸刃の髪型。


芸能人でも栗山千明が代表格でしょうか。


栗山千秋はハリウッドの愛すべきクレージーな女性ランク(どんなランキングだ)でも日本人で18位なので、うなづけます(か?)。

あずきの髪型は似あっています。


髪一重で新妻くんのおかっぱ頭になりますが、基本の美点が高いため回避できています。



季節の移ろい

新妻くんの実家から届いたみかんが、瓶子さんに配られます。


瓶子さんは、他の漫画でかなり思い出があるのですが、ここは置いておきます。
喧嘩商売のトーナメントが終わったら、「幕張2」やらないかな。)



ティッシュを配っているおねーさんの服装もそうですが、季節の移り変わりの描写がよく考えられています。
(ただティッシュ配りのおねーさんが必要以上に綺麗に描写されているので、シュージンたちと関係あるの?
とか雑念が普通にわきます。本筋に関係ないキャラクターは、一眼レフのピントで遠距離感を出すように、画力を落とすべきです。)


バクマン。」は、計算されて描かれた漫画であるというプロットです。


漫画内で話されている漫画のテクニックを、それを写し出している漫画自体のフレームで実装する手法は、
バクマン。ならではです。




近未来杯へのチャレンジとサイコーの愛


ついに近未来杯という賞へのエントリーが決まったと、シュージンに服部さんから連絡があります。



お祝いにみよしが材料費持ちでカレーつくると言うと、「愛している」とサイコーが思わず口走ります。



シュージンはあずきへの想いを問い詰めてEND。



安心してみれた回でした。