ブラウザのシェアTOP5は?ブラウザ三国志1年の計(2010年〜2011年)

ブラウザの割合がこの1年間でどうなったか成長率で比較してみます。


比較するのは2010年2月と2011年2月発表のデータです。


マイコミジャーナルさんに過去のデータがありました。



2010年2月のブラウザのシェア

ブラウザはInternetExplorer(以下、IE)が当たり前の時代は去りました。

FirefoxChromeはどのくらいIEにせまったのでしょうか。


まずは2010年2月のNet Applications発表データです。

Ranking ブラウザ シェア
1 InternetExplorer 61.62%
2 Firefox 24.24%
3 Chrome 5.61%
4 Safari 4.43%
5 Opera 2.35%


シェアでInternetExplorerは6割、Firefoxは2割、Chromeは0.5割になっています。


この3つのブラウザだけで8割をカバーしています。


OperaはハードやOSに依存しないで、微々たるエリアですが、5位入賞と奮闘しています。




では今年の最新情報を見てみましょう。



2011年2月のブラウザのシェア


2011年2月最新のNet Applicationsのシェアは次のようになっています。

Ranking ブラウザ シェア 成長率
1 InternetExplorer 56.77% -7.87%
2 Firefox 21.74% -10.31%
3 Chrome 10.93% +94.83%
4 Safari 6.36% +43.57%
5 Opera 2.15% -8.12%

IEFirefoxが1割近くダウンしています。

逆にChromeは2倍近くシェアが成長しています。


健闘しているSafariは、MACiPhoneなどからの経由でしょうか。


40%以上成長しています。

ブラウザシェア比較から見る考察

ChromeSafari、どちらも軽くて、スマートフォンでの動作を得意とするブラウザです。


この1年の結果から比較して考察すると、ブラウザの主戦場がデスクトップから、
スマートフォンにシフトしているのかなと思われます。



スマートフォンで使っているブラウザとの連携をするために、デスクトップでも同じブラウザを使っている可能性もあります。


同じブラウザを使うと、操作方法などのノウハウやブックマークが共有できるので便利ですしね。



独裁時代の終わり

リビアの反乱のように、ブラウザもIE独裁時代が終わりそうです。



やはり個々のモバイル端末が歴史を変えるのでしょうか。


ブラウザシェアは定点観測してみようと思います。